老人ホームで沖縄民謡ライブが行われる　松本市

松本市筑摩で２７日 介護老人保健施設で沖縄民謡歌手による「琉球ライブ」が行われた。

松本市筑摩の介護老人保健施設「つかまの里」で沖縄民謡歌手を招いてのライブが行われた。ライブは松本市深志の沖縄料理店「OKINAWA KITCHEN」の企画によるもので今回が初めての試み。店内では月に一度「琉球ライブ」として行われている。この日会場には入所者や職員、約50人が集まりライブを楽しんだ。

沖縄民謡歌手の國吉真宏さんは「施設でのライブは沖縄でもやっていますが、歌を聞いたら寝たきりの人でも起きて手踊りをしてくれます。逆にこっちが元気を貰ってしまうぐらいだが、少しでも元気を与えられたらと思います。」

もう一人の沖縄民謡歌手の伊波はづきさんは沖縄民謡の魅力について「古くから伝わる民謡というのは、恋の唄や島の唄、家族の唄など暮らしを表現したものが多く、昔の人の生活の勉強になります。また唄で方言を残していくところも魅力です。」

主催者の「OKINAWA KITCHEN」の百瀬レジーさんは「いざ始まるとみなさん手拍子や一緒に歌って、こんなに喜んでくれて正直、感動しました。改めて二人の実力を感じました。今後もオファーがくればどんどんやっていきたい」とそれぞれ語った。